『ふたりはともだち』スタッフの本棚から
2014-04-15
1年生の国語の授業に「おてがみ」というエピソードを学習します。
一度も手紙をもらったことのないがまくんにかえるくんが手紙を書き
それをカタツムリの郵便配達人(?)に渡してしまうので
なかなか届かないというお話です。
絵本作家の五味太郎さんはこのエピソードから
以下のような質問を子どもたちにして
それを授業で深く話し合ったらよいとエッセーに書いています。
以下がその質問の一部です。
1.がまくんが毎日待っていた手紙はどんな種類のものだと思うか?
2.かえるくんのところにはしょっちゅう手紙は来るのだろうか?
3.手紙が来ないとなぜ悲しいのか?
4.かえるくんはなぜがまくんに手紙を出してあげようと思ったのか?
などなど…
小学生の作文の授業では、このような質問をとおして
考える力を養っています。
←「『今日の芸術』スタッフの本棚から」前の記事へ 次の記事へ「作文の授業」→